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[BOOKデータベースより]
汚れなき楽園アメリカ。そこでは、新たなるカナンの夢と新たなるソドムの悪夢とが表裏一体を成す。植民地時代以来のテクスト群の奥深く、エスニシティとセクシュアリティとが倒錯的に絡み合う。トマス・モートンからスザンナ・ローソン、ロイヤル・タイラーからナサニエル・カヴァリー、ジョージ・リッパードからマーク・マーリスへおよぶ作家たちは、姦通に獣姦、雑婚に同性愛、近親相姦までが跳梁する混在郷の彼方に、いかなる創造的可能性を見出したのか。アメリカ文学研究の第一人者が贈る、ニュー・アメリカニズム以後の最先端批評。
序章 アメリカン・ソドム―楽園都市の魑魅魍魎
[日販商品データベースより]第1章 若き共和国の悩み―ウィリアム・ヒル・ブラウン『共感力』
第2章 つれなき美女の墓前で―スザンナ・ローソン『シャーロット・テンプル』二部作
第3章 騙る媚態のスキャンダル―ハンナ・フォスター『放蕩娘』
第4章 アレグロ・バルバロ―ロイヤル・タイラー『アルジェリアの捕囚』
第5章 建国時代のスラップスティック―ヒュー・ヘンリー・ブラッケンリッジ『当世風騎士道』
第6章 ハンナと戦闘姉妹たち―ナサニエル・カヴァリー『女水兵ルーシー・ブルアの遍歴』
第7章 邪眼都市のスペクタクル―ジョージ・リッパード『クエーカー・シティ』
終章 グローバル・カナン―丘の上の無敵
植民地時代以来の「禁断の愛」の言説に、作家たちが見出してきた創造的可能性とは。ニュー・アメリカニズム以後の最先端批評。