- 建築技術 2026年 08月号
-
月刊 建築技術
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発売日
- 2026年07月29日
- 判型
- A4
- JAN
- 4912033250863
- 雑誌コード
- 03325-08
内容説明
建築全般にわたり紹介解説する建築総合雑誌
目次
特集
大阪・関西万博にみるリユースへの構造設計者の提案
監修:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)…………………………………………037
1構造設計の可能性を探る|腰原幹雄………………………………………………………038
II.リユース建築に向けての試み
解体に考慮した構法計画|権藤智之…………………………………………………………042
リユースに関わる事業者の実態と建築生産プロセスの再考|山田宮土理………………046
経年変化を把握する環境計測|腰原幹雄……………………………………………………050
大屋根リングでの試み|林将利………………………………………………………………054
RITE未来の森での試み|萩生田秀之+今井琢也……………………………………………058
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」ファサードの構造設計|山口温弘+細見亮太
……………………………………………………………………………………………………062
日本館の構造設計概要とCLTリユースに向けた試み|江坂佳賢(鞄建設計)…………067
3.2025大阪・関西万博における構造設計の可能性
花びら形状でテキスタイルを纏った生き物のような膜構造2025年日本国際博覧会 休憩
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監修:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)
SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて,建築界もサキュラーエコノミー(循環経済)を実践していかなくてはならない状況である。リユース活用は,新築時にあらかじめ転用先を踏まえておかないと難しいといわれているが,実物件では解体は数十年後でありどのように転用されるかを予測することは難しく,その時の適応力,適用力に頼らざるを得ないのが現実である。2025大阪・関西万博のパビリオンでは,数年間の活用を前提とした転用が検討されたため,従来の建築とは異なる取組みを行うことができたはずである。
一方で,仮設建築は構造設計に必要な新素材,新たな構造形式の創出といった提案の場でもあり,構造設計の実現に必要な,構造形式,材料(新素材,特殊材),製造,施工,解体(廃棄),転用に対して,さまざまな挑戦,提案することができる。
本特集では,2025大阪・関西万博での建物を通して構造設計者の未来に向けての提案を思考してみる。