- 津波の人類学
-
海を越えた東日本大震災
東京大学出版会
内尾太一
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2026年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784130561297

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[BOOKデータベースより]
海の向こうにある3.11の世界。津波が及ぼした影響をモノと文化の連鎖として捉え新たな構想を提示したフィールドワークの精華。
第一章 津波をめぐる想像力(津波と人間;トランスナショナルな津波災害と両岸の研究;人類学的想像力)
[日販商品データベースより]第二章 地球の裏の3・11(地球観測史上最大の地震;チリの3・11の被災地;「東日本大震災」を問い直す視座)
第三章 津波とモアイ(アフ・トンガリキ;日本とイースター島の関係史;南三陸町とイースター島の往還;モアイを通して想像する)
第四章 震災起因漂流物と瓦礫ヒッチハイカー(津波によるモノと生物の越境;海を越えた生態系―海洋科学者はいかに対処したか;価値ある漂着瓦礫―文化・芸術の専門家はいかに応答したか;津波をめぐるエージェンシー)
終章 人類学的想像力の地平―被災圏の構想―(関係性を生成する想像力;被災圏)
東日本大震災は、日本を遥かに越えた災害でもあった――国内の被災地を5年にわたり調査した好評の前著(『復興と尊厳』2018年)から更にスケールを広げ、海外で津波の影響を受けた南米・ポリネシア・北米の各地を巡り、環太平洋の視点から土地と人々が経験した変動を描き出す。津波がもたらす影響を、海を越えて広がる物質的・文化的連鎖として捉え、新たに「被災圏」という構想を提示したフィールドワークの精華。