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[BOOKデータベースより]
「古代西アジア学」の最前線。多彩な文字資料・考古学資料・図像等の精緻な読み解きから古代の姿を紡ぎ出す。
第1部 シュメール・バビロニア・アッシリア(都市国家ラガシュのガラに関する一考察;シュメール都市国家の国名―ウンマとラガシュ;シュメールにおける湿地帯の耕地開発;シュメールウル第3王朝期粘土板の円筒印章の押印について;1人称対3人称―アダド・ネラリ3世のテル・アル=リマ出土碑文における人称交替と書記術;紀元前7世紀アッシュルにおけるエジプト人共同体の独立性と同化に関する考察;ギルガメシュの「最初の問題」を研究の新基盤とともに考える;アッシリア王碑文における「王権(〓arr ̄utu)」と「支配権(b ̄el ̄utu)」;ニネヴェのイシュタルのアキートゥ祭;シッパルにおける文書の作成―ナディートゥムの持参財と財産相続;中期バビロニア文書におけるプルックー(purukk〓)とブルクートゥ(burk ̄utu)について;エラム語文献に見る像zalmuを巡る一考察;前1千年紀バビロニアにおける女性と男性の人名と名付け)
[日販商品データベースより]第2部 ヒッタイト、シリア、地中海世界(ビュクリュカレ遺跡は古代都市ネナッサか?;宗教と政治の戦略的儀式―ヒッタイト語文書から見る聖書の即位儀礼;ヒッタイト文書に現れる金属製の人物像について;交易路結節点―新都市マリ建設の背景;「初期ハナ王国」―マリ没落後のユーフラテス中流域の歴史と文化についての覚書;パルミラの墓内彫刻にみられる履物について;エマルにおけるシリア型とシロ・ヒッタイト型文書に関する捺印からの考察―平山コレクションを中心に;父祖物語にみる婚姻記事と古代オリエントの法慣習;ウガリト語の一呪文文書に反映された厄払いの呪術)
第3部 古代西アジア研究と現代(西ユーラシア古代の歴史像を求めて―アルシャク朝史からの展望;バビロンのカスル出土の2枚の粘土板文書;ジェンダー史研究―アッシリア学の場合)
古代オリエントの遺跡などから出土する、楔形文字の多彩な資料。そこに見える古代西アジアの姿を現前させるアッシリア学の最前線。
いまも新たな発掘が進み、そこから出土する楔形文字で記された資料から、古代西アジアの歴史、文化、社会のありようなどが新しい姿が見えてくる。楔形文字資料を精密に読み解き、そこで展開される古代の人びとの営みを現在に鮮やかに浮かび上がらせる、アッシリア学の多彩な最前線をまとめる論集。