- 生殖補助技術と少子化時代
-
家族のあり方は変わるのか?
東アジアの家族のゆくえ 1
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2026年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814006540
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[BOOKデータベースより]
いまや、日本で生まれる子どもの9人に1人が体外受精児である。生殖補助技術(ART)はもはや「特殊な医療」ではない。超少子化が進む中、ARTは人口維持の基盤技術とさえなりつつある。しかしそれは、誰が「親」か何が「家族」かという、社会関係の根本を揺がす。さらに、子の選別や身体の道具化、ジェンダー不平等の一層の拡大という、人権・倫理問題も鋭く浮上する。元来父系血統主義観念が色濃く、かつARTの「先進」地域となった東アジアの事例分析から、私たちが今、何に向き合うべきなのか、議論の指針を示す。
東アジアの生殖補助技術を比較研究することの意義
[日販商品データベースより]第1部 生殖補助技術の地域差を知る(日本 ARTが超えることを許されない一線は何か 日本の歴史と課題;中国 父系血縁主義への挑戦になるか 中国の生殖補助技術の法規制と現状;韓国 人口政策と家族規範の交渉 韓国の生殖技術;台湾 〈国際的重要拠点〉は世界をどう変えるのか? 台湾のART制度・政策・現状;ベトナム 生殖補助技術の制度化はベトナムに何をもたらすのか)
第2部 生殖補助技術が私たちに問うもの(日本 なぜ、女性は生殖補助技術を求めると考えられてきたのか;中国 独身女性による生殖補助技術の利用権と生殖の自主性;日本 男性不妊と男性性;台湾 生殖補助技術の先見的ガバナンス 台湾と日本における多胎児をめぐる論争 一九八〇‐二〇〇八;日本 オーストラリア オランダ 特定生殖補助医療で出生した人の「出自を知る権利」 日本と豪ビクトリア州・オランダを比較して)
生殖補助技術(ART)をめぐる諸問題と家族のゆくえ
いまや、日本で生まれる子どもの9人に1人が体外受精児である。生殖補助技術(ART)はもはや「特殊な医療」ではない。超少子化が進む中、ARTは人口維持の基盤技術とさえなりつつある。しかしそれは、誰が「親」か、何が「家族」かという、社会関係の根本を揺がす。さらに、子の選別や身体の道具化、ジェンダー不平等の一層の拡大という、人権・倫理問題も鋭く浮上する。元来父系血統主義観念が色濃く、かつARTの「先進」地域となった東アジアの事例分析から、私たちが今、何に向き合うべきなのか、議論の指針を示す。