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[日販商品データベースより]
「心配だったからついてきちゃいました」
東日本大震災で最愛の妻・美紀を失ってから、巧司の心にはぽっかりと穴が空いたままだった。
あれから五年。ようやく一歩を踏み出すように、巧司は美紀との思い出が息づく金沢へ旅に出る。
兄の沈んだ様子を案じていた妹・真衣子によって“お目付け役”として姪の香澄が同行していた。
この旅には、巧司が最愛の妻のために用意した〓〓ある大切な計画”のための第一歩であった。
本書には、表題作のほか、震災から十年後、十五年後、二十数年後を描いた短編四編を収録。